名手Vernon Reid/Horacio Hernandez/Robbie Ameen等参加 Jack Bruce ラテン系ジャズ絡み大傑作「More Jack than God」国内盤未開封新品

御存知！Vernon Reid/Horacio ”El Negro” Hernanndez/Robbie Ameen等名手陣参加 Jack Bruce ラテン系前衛ジャズ絡みの大傑作「More Jack than God」 国内盤未開封新品でございます。


内容は言わずもがな。


ラインナップは興味深い名手揃い。

故Jack Bruce(Vo、B、G、Key ex-The Graham Bond Organization、Cream、West,Bruce & Laing他)、Marcolm Bruce(G、P)、Vernon Reid(G、現Living Colour)、
Horacio ”El Negro” Hernandez(Ds＆B-vo、ex-渡辺香津美MoBop Trio他)、Robbie Ameen(Ds)、故Bernie Worrell(Organ＆B-vo P-FUNK、Talking Heads他)、
Godfrey Townshend(Acoustic G)、Richie Flores(Per)となります。


ツインドラム編成での制作がミソでございます。


プロデュースは故Jack Bruce自身とかのKip Hanrahan(ラテン系前衛絡みジャズで御馴染み)でございます。



このKip Hanrahanの参加がミソでございます。



八十年代からKip Hanrahanと音楽的交流を持ち、作品参加を続けたJack Bruce。


世紀を超え満を持してKip Hanrahanを共同プロデューサーに迎え制作を行った前作”Shadows in the Air”が好評。
Jack Bruceは出来に自信を深め、引き続き新作制作に起用した作品となります。



前作では盟友Eric Clapton/Gary Moore等豪華名手を迎えたものでございましたが、今作ではNY界隈のKip Hanrahan絡みの名手を中心に起用がミソ。

豪華なゲストの話題性ばかりに作品の注目が集まる事を敢えて避け、前作で培った音楽性を生かし発展させるという感がございます。



そもそもJack Bruceはジャズ系ミュージシャンそして”元祖音楽境界人”でございます。


ジャズ的な才能からロック音楽や前衛/現代音楽等々を見つめた感のある活動や創作活動を行い、自身のソロ作ではそれを強く生かした感のある音楽性でございます。

今作は、かの大傑作「Out of  the Storm」「How"s Tricks」、「Jet Set Jewel」(こちらは制作当時お蔵入りでございましたが......)の流れを汲むもの。


ラテン系前衛絡みジャズ・ミュージシャンでもあるKip Hanrahanやその関連ミュージシャンが揃う事があり、その音楽性を取り込んだ感のある作品でございます。



そもそもJack Bruce作品はリズム面や楽曲展開での複雑且つ興味深い創作が特徴の一つでございますが、
今作ではそこにKip Hanrahan特有のラテン系前衛絡みジャズの感覚を加えており、
また意外なメロディ重視がミソ。

複雑さと分かり易さが混在するという特徴のJack Bruceの音楽性でございますが、今作では非常に分かり易いものとなっております。




Jack Bruceのロック・ミュージシャン面を強調した音楽性も加えられておりますが、嘗てのCreamの”I Feel Free”のラテン系改作アレンジが興味深いもの。


また、同じCreamの”Politician”の改作やセッションで多々絡んだ名手故Cozy Powellに捧げた楽曲も存在。

とりわけHoracio ”El Negro” Hernandez(この方もヘヴィ・ヒッター系ドラマーでございますが.....)が驚く程故Cozy Powellに似せた演奏を繰り広げており、
非常に興味深いものでございます。




八十年代後期かの”Blue Murder”離脱後、故Cozy Powellは故Jack Bruceと合流しバンドを結成するとの話が当時ございました。
(その後故Gary Moore”After the War”セッション参加～かのForcefield”Tarisman”制作経由～突如Black Sabbath加入)

Cozy Powellに捧げた楽曲と言い”Politician”のアレンジ具合(特にドラム)と言い、幻とは言えその際のセッション時のアイデアが生かされている感がございます。



また名手Vernon Reidの起用はJack Bruceに刺激を与えた感。
後のTony Williams’ Lifetimeトリビュート・バンド”Spectrum Road”での起用に繋がる感がございます.....................................




現在では入手が困難。この機会に是非。



注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。