管理番号 | 新品 :16082314 | 発売日 | 2024/04/26 | 定価 | 13,000円 | 型番 | 16082314 | ||
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弄花香満衣花はなを弄ろうすれば香かおり衣ころもに満みつかなり綺麗に保存されています。額縁だけで10万円以上したものです。⭐︎意味1.「朱に交われば赤くなる」のように、人間というものはその交わる友だちや環境、玩弄するものによっていつのまにか影響され、その品性が高尚にも下品にもなる。だから、つとめて清浄で上品なものに親近し、不浄で下品なものから遠ざかるように心すべきである。2. 水を両手にすくえば、月がわが手中にあり、花を手折ればその芳香がわが衣にしみこむように、何事もひたすら精進努力して退転することなければ、その妙所は自然にいつかわがものとなるものである。3. 水を両手にすくえば、そのわずかな水にも天上の月の光、真理の光が影を宿しており、一茎の花を手折れば、そこにも宇宙の大生命の香りがみちあふれている。一切の存在はみな宇宙の大生命を宿し、絶対の真理、仏教のいわゆる如の顕現でないものはない。悟って眺めて見れば、仏はいつでも、どこにでも現れている。4. 禅の最も尊ぶものは三昧ということである。三昧には三つの意味があるが、その一つは主客不二、物我一如ということである。見る主観と見られる客観とが二にして二ならず、我と物、心と境とが一枚になりきることである。この二句は、「水を掬すれば、掬する我と掬される水とが不二になり、さらにいえば我がすっかり水になりきって、全身に芳香を放っている」という意味で、禅の重んずる主客不二・物我一如の境を美しく表現したものである。