管理番号 | 新品 :54660258 | 発売日 | 2024/04/09 | 定価 | 10,000円 | 型番 | 54660258 | ||
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松平大和守書状 細川熊次郎宛/川越藩 前橋藩 古文書【24-0630-2】 【状態】諱・花押切取、痛み、焼け、19.4×111.8㎝ 松平大和守の書状だが、諱と花押が書かれていた箇所が切り取られている。 松平大和守家は、徳川家康の次男・結城秀康を祖とする家で、川越藩、前橋藩などを領した。 宛所の細川熊次郎は、肥後宇土藩の細川有孝、細川興生などの可能性が考えられるが、確定はできない。 時代が不明のため、松平大和守の諱も未詳。 【翻刻】 一筆令啓達候、 公方様益御機嫌能被成 御座、恐悦至奉存候、貴様 弥可為御堅固、珍重之 御事候、然者、拙者今度 首尾好被下御暇、難有 仕合奉存候、今日在所 令到着候、依之、為御礼、 御老中迄以使者 申上候間、如此御座候、恐惶 謹言、 松平大和守 五月 (諱・花押切取) 細川熊次郎様 人々御中 【現代語訳】 一筆お手紙を申し上げます。将軍様はますますご機嫌がよろしくなられ、恐悦の至りに存じます。あなたはますますご健康でおられ、おめでたいことです。つきましては、私は今度、首尾よく将軍様から御暇をいただき、ありがたき幸せに存じます。今日、居城に到着しました。よって、ごあいさつのため、御老中まで使者を送って申し上げますので、以上の通りでございます。恐惶謹言。