管理番号 | 新品 :19669822 | 発売日 | 2024/11/01 | 定価 | 11,000円 | 型番 | 19669822 | ||
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御存知!Will Calhorn等名手揃い Marcus Millerプロデュース作 Wayne Shorter エレクトリック・ジャズ系の大傑作「High Life」 高音質CD国内盤 未開封新品でございます。
未開封新品でございますが、包装ビニールに破れがございます。
また、こちらは高音質再発盤。
ルビジウム・クロック・カッティング方式でございます。リマスターではございませんが、マスターの再現精度を高めた感がございます。
リマスターとなるとエンジニアによっては極度に低音を効かせる・音の輪郭を角張らせたりとオリジナルとは異なるリミックス的なものとなるきらいがございますが、ここではそれを敢えて避け自然な音質向上を狙った感がございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは通受け含め豪華な名手揃い、Wayne Shorter(Sax)、Marcus Miller(B、Bass Clarinet、Rhythm programming)、Will Calhorn(Ds、現Living Colour)、Rachel Z(Key、ex-Steps Ahead)、
David Gilmore(G、ex-Steve Coleman & the Five Elements)、Airto Moreira(ex-Weather Report)/Lenny Castro(Per)、Terri Lynn Carrington(Ds)他となります。
非常に寡作なミュージシャンとして知られるWayne Shorterでございます。1988年制作の”Joy Rider”以来となる作品でございます。
1994年末辺りから制作が行われた模様でございますが、リリースは1995年10月。
基本の録音ユニットは同じではあるものの、Ds、Perの有り方から制作が手間取った模様でございます。
そもそもがTerri Lynn Carringtonで制作を行ったものWayne Shorterの思う様な出来にならず、紆余曲折の上に衝撃の登場を果たしたかのブラック・ロック・バンド”Living Colour”の名手”Will Calhorn”を起用。
完成に至ったという感がございます。
(当時かのSteve Coleman & the Five ElementsのギタリストだったDavid Gilmoreのラインからの起用の感がございます)
かの名手TM Stevens曰くの「ドラマーでは無くパーカッショニスト」のWill Calhornの起用が見事に当たった模様で、リズムの正確さだけでなくドラマーの感覚を超えたパーカッショニストとしての音楽的視点・技・リズム・
音楽センスの幅広さや秀悦さがWayne Shorterの御眼鏡に適った感がございます。
また当時の若手ジャズ系ミュージシャンの起用がそもそもの今作のミソ。
かのジャズ偉人Miles Davis死去後、「Milesが我々を引き上げてくれた。だからこれからは我々がその役割を果たすのだ」との使命感をWayne Shorter、Marcus Miller等々Miles Davis周辺のミュージシャンが抱いていた感がございます。
ジャズ・オーケストラ、室内楽、オーケストレーション・シンセを背景にWayne Shorterの非常に美しい演奏が奏でられる楽曲が非常に耳を惹来ますが非常に新鮮な感覚があり、
ここが若手ミュージシャンとの邂逅で生まれた化学反応の感がございます。
Marcus Millerのプロデュースには案外賛否があり、スタジオ技術過剰という面がございますが、ここでは非常に空間を生かした音造り。またひんやりしたディジタル感と温かみのあるアナログ感のバランスも見事。
また(自身のベース演奏を含め)人力演奏の強みを非常に上手く生かしたもので、(演奏含めた)Marcus Millerのベストワークの一つの感がございます。
Macus Miller自身が指揮(!)と言われるオーケストラでは、アレンジにMarcus MillerとRachel Zが関わっており、理知的で見事。非常に美しいものが聴かれます。
非常に完成度が高いもので代表作とも言える作品でございますが、ここで達成をした感があった模様。この路線は今作で終了となった事が非常に悔やまれるものでございます...........................
現在では入手が非常に困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。