関鍛冶刀祖調査報告/関鍛冶の刀祖とされてきた元重・金重について記載する古伝書・諸系図の検索と分類・全国的に行った元重名の検索

商品説明
j平成6年 72P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。


一、本書は平成三年十一月に、「関市ふるさと創生事業」の一環として組織された関鍛冶刀祖調査会による関鍛冶の刀祖 に関する調査報告書である。
一、本調査会は、左記の会員により構成された。
井戸誠嗣 尾関章 尾上卓生 加納宏幸 久保公平 後藤光伸 篠田幸次 平田公二
古田憲司 松原久男 森 親夫 若狭和朋 渡辺俊哉
鈴木卓夫 得能一男
一、本調査の意義にかかわる事柄については、本報告書「はじめに」にしるした。
(五十音順)
一、調査は、関鍛冶の刀祖とされてきた元重・金重について記載する古伝書・諸系図の検索と分類、全国的視野にたって おこなった「元重」名の検索、関連地の現地調査、備前元重との関連、刀剣史とからめた鎌倉後期から南北朝期の時 代状況の把握、中世美濃の諸勢力および「関町」の成立に関する調査分析、関市内遺跡出土の鉄器類・鉄滓の分析な ど多岐におよんだが、調査期間中に本会に報告された会員各自の調査報告の概要については、「調査報告の概要」と として巻頭にしるした。
本調査会は、関鍛冶刀祖についての確定的な結論を出すにはいたらなかったが、調査結果などをふまえた調査会員各 自の所論はその概要をしるすことにとどめ、詳論については平成六年度発行予定の『関鍛冶の起源をさぐる』に掲載 することとした。
古文献(文書)の引用にあたっては、原則として漢字の旧字体は新字体に直し、読点を付して引用した。
一、調査にあたっては、多数の文献資料を参考としたが、引用・参考文献名は本報告書脚注にしるした。
一、本報告書は、調査会員の調査報告をもとに、これに多少の分析を加えたものとして、尾関章が編集、記述した。


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